日本一鍋プロジェクト

日本一鍋は鍋の場のパワーを活用し、技術者、生産者などモノの作り手を支援するプロジェクトです。

みかん鍋: みかんを丸ごと鍋に?里山を語る鍋

みかん鍋: みかんを丸ごと鍋に?里山を語る鍋

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2015年2月11日。「みかん鍋で里山ナイト!」を開催!大盛況で、みかん鍋のおいしさにみんな驚いてくれました。本当に楽しくみかんと里山のことを話題にしながらの交流、とても活気に満ちていました。これから、みかんと里山とのつながりもできました!


みかん鍋への道のり

みかん鍋をぜひやりたいと思ったのは、300年続くみかん農家の若き代表・秋澤忠隆さん (通称あっきー)の里山への「思い」を聞いた から。

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秋澤さんは、農家さんが夢を語るイベント世界農業ドリームプランプレゼンテーション(農ドリ)で、共感大賞を受賞しました。私は、そのプレゼン作りをお手伝いしたのですが、その過程で、小田原市のみかんの里を訪ねました。

そして、みかん畑やみかん貯蔵庫を見ながら、彼の里山への「思い」を聞いた時に見た風景。

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海からの風を感じる丘、日本の原風景を感じさせる田んぼの稲わら。

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どこか懐かしさを感じる蛇口をひねると沢の水が出てくる外にある炊事場。

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かまど、みかんの木から作られた薪。

そのどれもが自分の心を揺さぶり、落ち着かせました。
この思いを多くの人と共有したいなあと思いました。

みかん鍋をやろう!ということになったのですが、日本一鍋プロジェクトでもフルーツを入れる鍋はやったことがなかったので、どうするものかと思いました。

みかんの皮には薬効成分があります。中国の薬膳では陳皮として使われます。血行促進や整腸作用があります。だから、みかんを皮ごと入れます。でもそれだけだとみかんの味がわからないので、みかんの実も入れることにしました。どのくらいの量を入れるのがいいのか?味はどうするのか?5回以上の試作を繰り返しました。

醤油味ベース、味噌味ベースともにおいしくできるようになり、「みかん鍋で里山ナイト!」では醤油味ベースでいくことにしました。


たくさんのみかんがやってきた

みかん鍋当日、秋澤さんがみかんをたくさん持ってきてくれました。鍋には小ぶりなものを使うので、コロコロ小さくてかわいいやつです。

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秋澤さん、みかんのディスプレイにも気合が入ります。

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さあ、みかん鍋ができましたよ。

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豚肉がみかんの酸味とよく合います!


みかん投入!

そして、全員で最後の仕上げ!「みかん投入」です!
みかんの触感を確かめながら、みかんへの愛情とともに鍋にみかんを入れます。

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驚くほどバラエティに富んだ参加者が熱く交流

たくさんの方が集まってくれました。そして、皆さんがいろいろな職業/所属でいらっしゃいます。驚くほどバラエティに富んでいます。
農家さん(みかん、酪農)、東大みかん研究会、各種士業(税理士、行政書士)、営業マン、グラフィックデザイナー、旅行関係、健康関係、写真家、オーダースーツ屋さん、日本語教師、茶道家、そして、鍋奉行。

みかん、里山の話はもちろん、ビジネスの交流も楽しく行われました。

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秋澤さんの農ドリのプレゼンです。みかん農家に生まれた苦悩から、里山を世界に発信したいという思いに至るまでのストーリー、さらに未来は里山を発信できている様子も情感たっぷりに語りました。

ちなみに私もドリプラプレゼンを冒頭でやらせていただきました。

「プレゼンに感動しました!」

「プレゼンがすごかったです。また聞きたいです!」

という声がいただけたのもうれしい限りです。

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東大みかん愛好会代表の清原優太さんも一緒にみかん鍋を囲んでくれました。「みかんの消費量を増やす!」という素敵なテーマで仲間と活動されているようです。みかん鍋のプロジェクトと何かできる予感を感じました。みかん愛ですね!

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2月11日はちょうど秋澤さんのお誕生日でした。36歳になったとのこと。みんなでハッピーバースデーを歌ってお祝いしました。


「おいしかった」「感動した」「体調がよくなった」うれしい声!

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「皮ごとみかん、もっと食べたかったなー…と思うくらいおいしかった」

「体調がよくなりました!」

「実にクオリティの高い交流会でした。」

「プレゼンで感動しました。涙が出ました!」

「鍋で世界を繋ぐ主催者株式会社ナーベの岡村さん、里山の魅力を伝える秋澤さん、お二人のプレゼンも思いが伝わってくる素晴しいものでした。。鍋と里山、人と人を繋ぐステキな世界がまた増えました。」

本当にうれしい感想をいただいております!

みかん鍋のおいしさに「うちでもやってみよう!」という方も続出です!!

参加していただいた皆様、ありがとうございました!!


そして、これは始まりに過ぎない!

みかん鍋でみんな仲良くなりました。ぜひ、これからのみかんの里山を見守っていきましょう!

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5月17日は「みかんの花見鍋」!真っ白なみかんの花が一面に咲くみかんの丘を散策、みかんの花と採れたてのタマネギを入れた鍋を囲みます!

そして、夏は青みかんの鍋。みかんは実がなり始めてから、小さいうちに間引くのですが、間引いた青みかんは通常は捨ててしまいます。これはもったいないので、鍋にしていただきます!

さらに、10月はまたみかんがなり始めます。みんなでみかんの収穫をしてみかん鍋を作っていただきます!
みかんの里山の一年見守りましょう!

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