日本一鍋プロジェクト

日本一鍋は鍋の場のパワーを活用し、技術者、生産者などモノの作り手を支援するプロジェクトです。

ブログ

「花見鍋」を4/6(土)にやります(予告)

火曜日は日本一鍋説明会やりました。
水曜日も鍋をやりました。

DSC00316

群馬の星野たかちゃんから送ってもらった白菜、期待通りに甘ーい!おいしい!
「野菜いっぱいの鍋はおいしかった」
の声をいただきました。

さて、今日は大磯に来ました。

大磯のイメージは?ロングビーチ? いやいやそれだけではありません。

海もあり、畑もあり、平安時代から続く神社あり、1年に1回神様が集まる山が密かにあったり。
伊東博文、吉田茂、はじめ歴代の首相の別邸があったり。

太平洋がキラキラ輝き、富士山がでっかく見えて、わーお!

DSC00361

この写真は大磯のパワースポット。

DSC00353

周りの木は全部、桜です。満開になったらすごいことになります。
でも、地元の人もよく知らない場所。

ここで「花見鍋」やります。4/6(土)。

貸切状態で360°の桜、さくら、サクラ。

地元の魚、地元の野菜を投入!
地元のクリエイティブな人たちも来てくれる(はず)。
パワースポットのことを説明してくれる長老も来てくれる(はず)。
ヤギも来てくれるらしい。

DSC00356

興味ある人はいますか?

採れたて白菜届きました! (説明会 1/15, 1/24, 2/6, 2/19)

群馬・昭和村の星野たかちゃんから野菜が届きました!
雪の中、送ってくれました。ありがとう。

DSC00307

宅急便屋さんも予定通りに本日午前着で持ってきてくれました。
雪の中の運転、ありがとうございました!

旬としては最後になるハクサイと、
逆にこれから旬を迎えるキャベツ。

ハクサイからキャベツへ季節の変化を感じます。

ハクサイをかじってみましたが、甘ーい!
やっぱり、旬の野菜は違います!
寒冷地で生産者さんが頑張ってくれたおかげです!

ありがとう!

生産者さんが「旬」に作ることをこだわってくれると、
それをいただく者たちにも「季節感」を届けてくれます。

スーパーでも感じることができるのですが、より自然な「季節」を感じられます。

モノ作りって、タイミングが大事です。

野菜だと「旬」ですが、製造業やソフト開発でも
「商機」とか「季節の需要」を見極めて作っていきます。

例えば、私が携わっていたゲーム機の投入時期はなんといっても「年末商戦」。
特に欧米はいわゆるホリデーシーズンと呼ばれる10月~12月に多くのものが売れます。
特にエンターテインメント機器はこの時期に毎年盛り上がります。

モノ作りは作るモノが違っても、共通の話題ができて、
また作るモノによる違いからヒントを得ることができます。

日本一鍋の一つの目的が、異業種のモノ作りの人たちが集まって鍋を囲んで、
互いをインスパイアし合うということがあります。

さて、ハクサイは今週から来週にかけて、日本一鍋に投入します。

説明会は1/15(火)、1/24(木)です。当日参加申し込みも受け付けています!

今日の説明会に向けて、ハクサイは早速天日干しにしました。
さらに甘みとうまみが引き出されます。

DSC00311

そして、2月の説明会も設定しました。
2/6(水)と2/19(火)になります。

モノ作りを語りましょう。モノ作りは「クリエイティブな作業」全般が入ります。
音楽、物語を作る人、ゼロから何かを作り出す講師や教師の方も入るでしょう。
鍋のおいしさを楽しみましょう。

DSC05312_s

市販鍋スープ使わず豚キムチ鍋

豚キムチ鍋が好きです。

これまでは市販の「キムチ鍋の素」「キムチ鍋スープ」でやっていたのですが、
そういったものを使わないで作ってみました。

結果、とてもおいしくできました!
いい感じでコクも出ました。

DSC00287

味や量の微調整をしたり、後からスープを追加もできていい感じです。

市販のものは魚介ベースのものが多いですが、
今日は鶏ガラベースでやったので、また違った味わいでした。

ネット上にあるいくつかレシピを参考にさせていただき、
手に入った素材に合わせて分量や味付けを自分なりにアレンジしました。

材料(二人分):
豚肉 250g (バラ肉100g, しゃぶしゃぶ用150g)
キムチ 200g
白菜 1/4カット
ネギ 1 or 2 本
きのこ: エノキ、シメジ
豆腐: 1/2 or 1 丁
春菊 1/2束

水 700ml
酒 1/2カップ
鶏ガラ顆粒 大さじ 1
ゴマ油 大さじ 4
味噌 大さじ 2

作り方:
(1) 土鍋にゴマ油を入れ、バラ肉を炒める。油を出したら肉は取り除く
(2) キムチを土鍋で炒める。
(3) 水、酒、鶏ガラを土鍋に入れてひと煮立ち
(4) 白菜の芯、ネギを投入。遅れてハクサイの葉っぱ投入
(5) しんなりしてきたら味噌投入
(6) 残りの具材を投入。バラ肉を戻し、しゃぶしゃぶ肉を入れる。
(7) 煮立ったらできあがり

キムチで味が決まるので、お好みのキムチを選んでください。

あまり油っぽくならないようにしゃぶしゃぶ肉も混ぜましたが、
豚の脂が好きな方は全部バラ肉でもいいかと思います。

DSC00290

締めは今回は「半生うどん」にしました。ちょっと固めでモチモチ食感を楽しみました。

日本一鍋は、素材の良さを引き立てたいので、キムチ鍋のような味が濃いものは避けていたのですが、
オリジナルレシピでいけば、素材を引き立てる工夫もできそうです。

羊羹消費量日本一が佐賀市であること

ひょんなことから羊羹(ようかん)消費量日本一が佐賀市であることを知りました。

統計局の家計調査(二人以上の世帯)都道府県庁所在市及び政令指定都市別ランキング(平成21~23年平均)を眺めていて見つけました。このランキングは餃子日本一が宇都宮市だとか浜松市だとかのよりどころになるデータです。

生産量が日本一でも、消費量が日本一になるとは限らないのが、また興味深いです。地元で作ったモノが地元で愛されなければ、作ったからってそこで消費されることにはなりません。もしくは、生産量の大きさに比べて地元の商圏が狭ければ消費は自ずと外部になります。

さて、羊羹と佐賀市の話に戻ります。

調べてみると、小城市(おぎし)の小城羊羹という名産品があることがわかりました。小城市内には20軒以上の羊羹屋さんが集中する地域があるそうです。これだけのお店が同時に成り立っているということですから、地元でも愛されている様子ですね。

そんな羊羹屋さんにホームページがあります。村岡総本舗さんの羊羹資料館のホームページは羊羹の歴史なども詳しく素敵です。中国の羊料理が羊羹の由来と関係しているとか興味深いです。そのホームページに工場長さんの言葉があります。

「消費者の嗜好(しこう)は常に高まっている。つくり手も絶えず進歩していかなければ」

モノ作り魂が溢れる言葉です。いいですよねえ。

羊羹って携行食として便利です。私は走ったり、森歩きをします (詳しくはブログ http://ameblo.jp/hide-okamuraにて)。そこに一口サイズの羊羹を持っていくことも多いです。今度のマラソンにも羊羹持っていこうかどうしようか思案中です。

森林鍋(1/19)参加の皆さんもう一つやることあります!

森を歩き、鍋を囲む。そうお伝えしていた森林鍋ですが、もう一つ重要なミッションがありました。

鍋に入れる野菜を裏の畑で収穫するのですが、

収穫するのを一緒にやってください!

DSC00239

写真は本日のハクサイの様子です。

巻いてはいませんが、順調に育っています。

「野菜の収穫」重要なミッションをお伝えするのを忘れていました。

申し訳ありませんでした。

よろしくお願いします。

 

 

旬の白菜投入 (1/15, 1/24 日本一鍋説明会限定)

群馬県昭和村の星野たかちゃんのハクサイ。うまい!甘い!その秘訣を聞いたところ「一番旬の時期にしか作らないから」。旬の時期だとおいしいけど値段は下がってしまう。だからたくさん作るんだって前に聞きました。旬の時期に作れるように、ハクサイを作る場所も昭和村以外の場所もあるのです。

DSC03910

たかちゃんハクサイの旬も間もなく終わってしまいます。日本一鍋で星野たかちゃんのハクサイが食べられるのは今週、来週ってとこです。

1/15(火)、1/24(木)は日本一鍋説明会。試食の鍋には、たかちゃんハクサイを投入します。甘いハクサイ、ぜひ味わってください。本当においしい!生で食べた時の甘さも格別!
説明会についての情報とお申し込みは「スケジュールのページ」からご確認ください。

DSC03963

ちなみに、これ以降の鍋ではハクサイを投入する時は別のところから買うことになるでしょう。たかちゃんからは別の旬の野菜をいただく予定です。

DSC04054

食べる飲む話すだけで超絶元気「ハーブ鍋」(2013/2/10)

何かと体調崩しやすい寒い季節。春に向けて何とかしたいと感じることも多いです。

そんな季節に開催するのが、ハーブセラピスト 沼田聡さん(ぬまっち)とのコラボ鍋イベント「ハーブ鍋」!

鍋にハーブが入ります。
ハーブティーが参加者の症状に合わせてその場でオリジナルブレンドされます。

食べて、飲んで、話しているだけど、元気が超絶アップします!

私も年末にオリジナルブレンド作ってもらいました。
胃がむかむかしてちょっと風邪気味だったのですが、すっと楽になりました。体もポカポカでした。

そんな素敵なハーブが鍋と出会うのですから、「元気」作りにはもってこいです。

実は去年の9月末の忘れもしない台風直撃の日に水戸で鍋をやったのですが、そこでハーブ鍋やっています。体がポカポカでしたし、ハーブ自体が味を引き立てる役割もしてくれるので、本当においしい鍋になりました。写真は鍋にハーブを振りまくぬまっちです。

_MG_4537

ちなみに、ぬまっちはドリプラ2012世界大会のプレゼンター仲間です。彼は「感動大賞」を受賞したのですよ! あらためて、おめでとう!

詳しくは「愛のハーブ鍋で超絶元気アップ!」特設ページへ!
http://no1nabe.com/?page_id=447

1/19(土)は森林鍋

奥多摩の朝は気温は氷点下の日が続いていますね。雪は積もっていないようです。
野菜はおいしくなりますよね。特に甘みが増します。
そんな野菜を育てている生産者の方のご苦労があって、そういうおいしい野菜をいただけるのですよね!
ありがたいことです。

森もとても静かです。夏の喧騒とは打って変わり、森が浄化されていく感じです。
そんな静かな森を訪れるのは、すごく心が落ち着きます。
きれいな空気を独り占めしたような、幸せな気分になります。

森を歩いて、そして、あったかーい鍋。

DSC05386

森林鍋は来週の土曜日 1/19(土)です。

お友達を誘って、ぜひ来てください!

お申し込みは「お申し込み」ページから。

1/7日本一鍋説明会実施、次回は1/15

2013年最初の日本一鍋説明会を開催しました。参加していただいた方、ありがとうございました。
鍋でどのようなモノ作り支援をするかを説明させてもらいました。
モノ作りをしている方に共感してもらえてうれしかったです。

鍋は「鶏塩しょうが鍋のしょうが多め」にしました。今日も結構冷え込んだので、しょうがが効いている鍋はとても評判がよかったです。締めのラーメンまでおいしく食べていただきました。

DSC00119

日本一鍋説明会、少人数でも開催します!

次回は1/15(火)です。

モノ作りに興味のある方はもちろん、鍋に興味のある方は歓迎です!

果物農家さんが一番楽しい時期

2013年になりました。今年もよろしくお願いいたします。

1月は言うまでもありませんが、一年の始まりです。あらたな気持ちで今年も頑張ろうと思っている方も多いと思います。春や夏に向けて、何かを仕込む時期ではあります。あなたは何を仕込んでいますか?

日本一鍋の場では、いろいろな生産者さんが鍋を囲んでくれます。鍋奉行の私は生産者さんの話を聞くのが大好きです。

広い意味の「モノの作り手」は農家さんなどの生産者さんも入ります。製造業もIT開発者も農家さんも、「モノ作り」に関する根っこの部分では共通することが多いため、お互いの話を聞くと共感できるところが多いですし、モノ作りのヒントになる気付きが多いです。私もソフトウェア開発がバックグランドではありますが、農家さんとの話は共感や気付きが鍋を囲むたびにあります。

果樹園で果物を作る農家さんとの会話もとても楽しいです。
畑で作る野菜とは違った奥深さを聞くことができます。

DSC04137

ところで、果物農家さんが1年で最も楽しい季節っていつだと思いますか?

興味深い話です。

私はこれまでリンゴ農家さん、モモ農家さん、サクランボ農家さんなどとお話をしてきましたが、みんな口を揃えて同じ時期を言います。

秋の収穫の時期?

私もその時期かな?と思っていたのですが、違います。

そういえば、今日 1/7(月)は今年最初の「日本一鍋説明会」があります。どんな鍋にするか思案中です。
1月は1/15(火)、1/24(木)にも実施します。ぜひ、一緒に鍋談義、野菜談義、モノ作り談義をしましょう!

話を戻します。

果物農家さんが最も楽しい時期。それは「今」です。
地域によって違いますが、収穫がすっかり終わって、次のシーズンの準備をする時期です。

DSC04139

この時期、果物農家さんは「剪定」をします。余分な枝や幹を切り落として、今年はどの木にどのくらいの果実がなるのかを見定める作業をします。一本一本の作業をしていきます。

どの果物農家さんも剪定の話を始めると、話が止まらなくなります。

ある農家さんは「この時期がね、木の一本一本と向かいあう時なんだ」と優しい目をして話してくれました。

「なんかね、今年だけでなく、3年後5年後の果樹園全体の様子が見えるんだ」遠くを見つめながら話してくれました。
「この枝は2,3年後には切ってしまうんだ。そうするとこの枝がね…」
「この木はあと3年すると実をつけてくれるんだ。楽しみだなあ…」

収穫の時期は結果に過ぎなくて、バタバタしていてあまり楽しさは感じないとのことです。

自分は「手塩にかけた娘をお嫁にやるような気分だ」というような言葉を期待していたのですが、そうではないとのことです。

納得です。

ソフトウェア開発でも、製品仕様を考えていたり、ソフトウェア設計をして、全体を見渡したり、これを作ったらどんな動きをするのかなと想像している時が楽しいものです。最後の方で不具合を直したり、納品したりする時期は、バタバタしていて、決められた作業を淡々とする趣が強く、達成感は感じるものの、あまりワクワク楽しい感じはしません。

果樹農家さんにとっては、この寒い冬の時期は、仕込みの時期であり、未来に思いをはせる時期なのです。葉っぱも落ちて、果実も一つもなっていない、裸の木に向かい合う時期が楽しい時期です。

「この時期が人が何かできる時なんだよ」「葉っぱが出てきたら後は木に任せて、こちらはサポートする感じなんだ」

準備の時期の大切さを考えさせられるお話ですよね。

あなたは今何を仕込んでいますか?
鍋を囲みながら、未来に向けた話をしましょう!