日本一鍋プロジェクト

日本一鍋は鍋の場のパワーを活用し、技術者、生産者などモノの作り手を支援するプロジェクトです。

01月

次回の日本一鍋体験会は2/6, 2/19

日本一鍋の「体験会」と「定期鍋」のお知らせです。

日本一鍋説明会は日本一鍋体験会に名称を変更いたしました。

説明するだけでなく、鍋を食べてもらったり、コーチングを体験してもらったりするからです。

日本一鍋体験会は、気軽に日本一鍋を体験できます。

実際に鍋を囲みながら、日本一鍋がどういうものなのかを知っていただきます。

モノ作り支援が具体的にどういうものなのか、どういった内容の鍋が食べられるのか、実際に体験していただきます。

鍋は実際の日本一鍋と同じクオリティのものをご提供します。

参加者の方からは、毎回、ありがたいお言葉をいただいています。

「めっちゃうまい!」

「本当においしい。あったまる」

「日本一鍋のことがよくわかりました」


【日本一鍋体験会 (鍋試食付)】

「日本一鍋」とは何か?モノ作りとの関係を知っていただきます。

「鍋でコーチング」をプチ体験をお楽しみください。

2013/2/6(木)
2013/2/19(火)

いずれも19:30-21:00, 東京・大久保駅近くの会場

日本一鍋体験会の申し込みはこちらから

 


日本一鍋の「定期鍋」は定期的に開催される日本一鍋。

最近は他の方とのコラボレーションをしています。

「森林鍋」では「森の演出家」土谷さんとのコラボ。

鍋の前に、森林ウォークを実施。奥多摩の自然を満喫しました。

土谷さんの自宅でもある古民家の囲炉裏端で鍋を囲みました。

野菜は古民家の裏の畑からみんなで収穫しました。

参加者の方からは

「本当に楽しめた!」

「最高でした!」

の声。

好評に付き、第2回の実施を計画中。

「ハーブ鍋」ではハーブセラピストの沼田さんとのコラボ。

鍋にハーブが入るし、ハーブティーが個々のニーズによって個別ブレンドされます。

食べて、飲んで、話しているだけで、元気になる鍋!

おかげさまで、申し込みが定員に達しました。

好評につき、第2回の実施を計画中。

「花見鍋」は大磯の360°桜に囲まれるとっておきのパワースポットで鍋。

地元の野菜、魚。そして、地元のクリエイターたちとの交流で元気アップ!


【日本一鍋開催の予定】

定期開催する日本一鍋「定期鍋」の日程は以下の通り。

2013/1/19(土) 奥多摩で森林鍋 (日本一鍋と森林セラピーを合体)

2013/2/10(日) 愛のハーブ鍋で超絶元気アップ (満席)

2013/4/6(土) 大磯・花見鍋 (準備中) 

 

日本一鍋の詳細と申し込みはこちらから

 

白菜満載、夢満載 (日本一鍋説明会報告)

1/24は日本一鍋の説明会を行いました。

ドリプラでもお世話になっているいのっちが来てくれました。

inochi-130125

いのっちはソフトウェア開発に関係している方。

子供の頃は休みになると秋葉原のコンピュータの前にずっといてゲームを作っていたそう。

一方で、カメラ、自転車、釣りなどとっても多趣味!

鍋を食べながら、モノ作りの現状や今後のモノ作りの方向性を語りました。

やはり、「何のために作っているのか」「誰のために作っているのか」を見失って、ソフト開発に情熱を持てなくなってきている人が多いようです。

そんな人が「新しいものを作ってワクワク」「できあがった時の喜び」「作ったモノが役に立っているうれしさ」を十分に味わいながらモノ作りができる仕組みも語りました。例えば「うちのおばあちゃんのため」のソフトウェアを想いを持って作りたい人が結集して開発していく、ノマド型開発の発展系とか。

そして、いのっちの夢の原型も聞くことができました。

日本一鍋は、鍋を囲んで、「おいしい!」といいながら、リラックスして語ります。だから、話は自然と前向きになり、話しているうちに気付きがたくさん出てきます。

いのっちからも「いろいろアイデアが出て楽しかった」とうれしい一言。

鍋の方は、鶏の塩鍋。いつもより白菜を大目に入れました。二人で白菜半分をペロリ。

DSC00482

群馬の星野たかちゃんから直送の旬の白菜。甘みもうまみも最高で、トロー、ジュワー!

いのっちも私も「うまい!」を連発!

とても、実りの多い鍋でした。

次回の説明会は2/6(木)です。

おいしい鍋、鍋を囲みながらショートコーチングをぜひ味わってください!

チームワークが人類の脳を進化させた

鍋を囲んでいる人同士はお互いに仲良くなりやすいです。

このすばらしさをモノ作りに必要な「チームワーク」に生かしていくのが日本一鍋です。

IMGP5683

人類が、他の動物や我々の祖先の旧人類よりも高度な脳を持ったのは、チームワークがあったからだという研究成果があります。

アイルランドの以下の論文にそれが示されています。

“Cooperation and the evolution of intelligence” (協調と知性の進化)
Luke McNallyら (アイルランド)(Proceedings of the Royal Society B)

この論文について、脳科学的、脳の活性化の観点から別記事に書きましたので、よかったらご覧ください。
チームワークを意識すると脳が活性化し、記憶力もよくなります。

「高度な脳を持つと助け合いたくなる」

チームワークを発揮するには、脳は複雑な活動をしています。目で見たり耳で聞いたり他の人が何をしているか観察しつつ、次にどういう行動をとれば、みんなと協調できるかを常に考え続けているからです。

鍋を囲むことは、協調し続けているので、脳は活性化される方向にいきます。脳の機能がいろいろ活発になりやすい状況です。だから、ちょっと創造的な話題が出れば、アイデアにつながったり、気付きを得られたり、何かのヒントを得られる可能性が高くなります。

アイデア出しで使われる「ブレイン・ストーミング」のような手法もこの効果を使っていると考えられます。

日本一鍋では、鍋奉行がさらに気付きを得られやすいように、協調が起こりやすいような場作りをします。

例えば、話題が一つのことにはまらないように、特定の人ばかり話すことのないように、ある人とある人の話題を関連付けたり、そんなことをします。

だから、「チームワーク鍋」でも「アイデア鍋」でも普段とは違った「気付き」を知らずのうちに得ているのです。

2020年に「昔ながらの家」が作れなくなる??

昔ながらの自然素材 (木、竹、土など)で家を作る建築家の日高さんと知り合いました。

話を聞かせていただき、自然の素晴らしさをそのまま利用する家作りの話の一端に触れられましたが、その内容に感動しました。

壁を作るために必要な竹を伐採するのですが、伐採の時期にこだわりがあるのです。 なんと、月の満ち欠けを見るんです。下限の月から新月にかけての時期を選びます。そうすると、カビにくい素材になるとのことです。

実はこれは「新月伐採」と呼ばれる古来からあるノーハウなんです。 竹に限らず、杉の木を伐採する時も同じです。

科学的には証明されていないですが、新月の時期の植物が水分を比較的含みにくくなるというのも関係しているようです。

森の中で生き、森の恵みを生活の糧にしていた日本人ならではの知恵です。

先日、古民家で日本一鍋をやりましたが、森の中、自然素材に囲まれていることが、なんとも心地よく、「日本に生まれてよかったなあ」と実感する時間を持ってました。ある意味、自分が日本人であることを誇らしく感じる瞬間でもありました。

DSC00417

ところが、このような自然の素晴らしさを利用する建築によって新しい家を作ることが、2020年にできなくなってしまう恐れがあるというのです。

「2020年までに全ての新築・建築物に省エネ基準適合義務を課す。」という閣議決定があります。

日高さんによると、これが今のまま施行されると、自然素材での建築が実質的に作れなくなってしまうらしいのです。一方、「省エネ基準」を満たす方向で家を作ると、壁ばかりで窓の少ない家になってしまいます。実際に、今、そういった建築が流行っているのだそうです。

感覚的には、「おや?」「何それ?」という感じです。

夏ならば、風通しのいい家の方が過ごしやすく、冷房を稼働する時間も短くてすみそうです。冬ならば、木のぬくもりのもと、エアコン暖房はなくても大丈夫そうです。

数字での評価が人の感性や感覚を置き去りにすることがあります。数字は評価や比較を効率よく行う便利なものですが、計算の方法でいくらでも変わってしまうので、絶対的なものではありません。

モノ作りがコスト重視により、モノに込める「想い」に気付かない風潮があることに、通ずる話です。「想い」を受け止める側の感性が失われている方向にありそうです。

日高さんは自然素材の建築についての数値の出し方の研究を始めています。置いて行かれた感覚、感性を数字で表現するよう鋭意努力中です。

そんな取り組みも応援していきたいです。

森林鍋 (1/19)「すっごい楽しめました!」の声

1/19(日)は奥多摩・御嶽エリアで「森林鍋」を行いました。

参加していただいた方から、

「すっごく楽しめました!」
「本当に楽しかったです!」

という声をいただいています。

私自身もとても楽しかったです。ありがとうございました!

DSC00427

この日は雲一つない青空が広がりました。気温も上がって過ごしやすいです。

DSC00393

御岳渓谷の遊歩道を森歩き。

DSC00390

樹木を観察したり、川原近くの食べられる草を見つけました。
セリ、クレソンなどがありました。

DSC00396

森の中で深呼吸。木の出す香り成分「フィトンチッド」やマイナスイオンを体いっぱいに吸い込み、五感を研ぎ澄ませていきます。

森から、古民家に移動して、裏の畑で鍋に入れる野菜を収穫。

DSC00399 DSC00403

白菜、ネギ、しゃくし菜を収穫。

しゃくし菜は秩父の特産野菜。主に漬物向けに栽培されています。
奥多摩は秩父と文化圏が同じで、育てるのに適した気候です。
鍋に入れてもクセがなく柔らかくおいしくいただけます。

DSC00410

DSC00419

囲炉裏端で炭火に鍋をかけます。期待が膨らむ瞬間です!

DSC00421

収穫した野菜と、東京特産の豚肉「東京X」を使った鍋。
奥多摩の特産きのこ、あわび茸も入れました。

味付けは昆布ベースのだし汁に鶏がらスープを入れました。
いい感じで今回もできました。

囲炉裏端で囲む鍋。鍋を中心にみんなで身を寄せている感じ。
とても落ち着きます。

途中から、古民家の主、土屋君の自家製味噌を入れて、味噌味に。

味噌の優しい味で、ちょっと違った味を楽しみます。

その延長線上で、今日の締めはラーメンを入れて「味噌ラーメン」。
野菜と東京Xのエキス満載の、味わい深い味噌ラーメンになりました。

「もう食えん」と言っていた人も一口すすると「うまい!」という声が!

大満足の後は、こたつに移って、森林セラピー談義。
いろんな話題で、まったりと、楽しく話が弾みました。

どの参加者もリラックスして、楽しんでいただけた様子。

古民家という空間の鍋。日本人である喜びを実感。

自分で採った新鮮野菜を入れると、野菜への想いが増し、鍋の味わいも深くなります。

とても好評だったので、また季節を変えて森林鍋をやりたいと思います。

 

「花見鍋」を4/6(土)にやります(予告)

火曜日は日本一鍋説明会やりました。
水曜日も鍋をやりました。

DSC00316

群馬の星野たかちゃんから送ってもらった白菜、期待通りに甘ーい!おいしい!
「野菜いっぱいの鍋はおいしかった」
の声をいただきました。

さて、今日は大磯に来ました。

大磯のイメージは?ロングビーチ? いやいやそれだけではありません。

海もあり、畑もあり、平安時代から続く神社あり、1年に1回神様が集まる山が密かにあったり。
伊東博文、吉田茂、はじめ歴代の首相の別邸があったり。

太平洋がキラキラ輝き、富士山がでっかく見えて、わーお!

DSC00361

この写真は大磯のパワースポット。

DSC00353

周りの木は全部、桜です。満開になったらすごいことになります。
でも、地元の人もよく知らない場所。

ここで「花見鍋」やります。4/6(土)。

貸切状態で360°の桜、さくら、サクラ。

地元の魚、地元の野菜を投入!
地元のクリエイティブな人たちも来てくれる(はず)。
パワースポットのことを説明してくれる長老も来てくれる(はず)。
ヤギも来てくれるらしい。

DSC00356

興味ある人はいますか?

採れたて白菜届きました! (説明会 1/15, 1/24, 2/6, 2/19)

群馬・昭和村の星野たかちゃんから野菜が届きました!
雪の中、送ってくれました。ありがとう。

DSC00307

宅急便屋さんも予定通りに本日午前着で持ってきてくれました。
雪の中の運転、ありがとうございました!

旬としては最後になるハクサイと、
逆にこれから旬を迎えるキャベツ。

ハクサイからキャベツへ季節の変化を感じます。

ハクサイをかじってみましたが、甘ーい!
やっぱり、旬の野菜は違います!
寒冷地で生産者さんが頑張ってくれたおかげです!

ありがとう!

生産者さんが「旬」に作ることをこだわってくれると、
それをいただく者たちにも「季節感」を届けてくれます。

スーパーでも感じることができるのですが、より自然な「季節」を感じられます。

モノ作りって、タイミングが大事です。

野菜だと「旬」ですが、製造業やソフト開発でも
「商機」とか「季節の需要」を見極めて作っていきます。

例えば、私が携わっていたゲーム機の投入時期はなんといっても「年末商戦」。
特に欧米はいわゆるホリデーシーズンと呼ばれる10月~12月に多くのものが売れます。
特にエンターテインメント機器はこの時期に毎年盛り上がります。

モノ作りは作るモノが違っても、共通の話題ができて、
また作るモノによる違いからヒントを得ることができます。

日本一鍋の一つの目的が、異業種のモノ作りの人たちが集まって鍋を囲んで、
互いをインスパイアし合うということがあります。

さて、ハクサイは今週から来週にかけて、日本一鍋に投入します。

説明会は1/15(火)、1/24(木)です。当日参加申し込みも受け付けています!

今日の説明会に向けて、ハクサイは早速天日干しにしました。
さらに甘みとうまみが引き出されます。

DSC00311

そして、2月の説明会も設定しました。
2/6(水)と2/19(火)になります。

モノ作りを語りましょう。モノ作りは「クリエイティブな作業」全般が入ります。
音楽、物語を作る人、ゼロから何かを作り出す講師や教師の方も入るでしょう。
鍋のおいしさを楽しみましょう。

DSC05312_s

市販鍋スープ使わず豚キムチ鍋

豚キムチ鍋が好きです。

これまでは市販の「キムチ鍋の素」「キムチ鍋スープ」でやっていたのですが、
そういったものを使わないで作ってみました。

結果、とてもおいしくできました!
いい感じでコクも出ました。

DSC00287

味や量の微調整をしたり、後からスープを追加もできていい感じです。

市販のものは魚介ベースのものが多いですが、
今日は鶏ガラベースでやったので、また違った味わいでした。

ネット上にあるいくつかレシピを参考にさせていただき、
手に入った素材に合わせて分量や味付けを自分なりにアレンジしました。

材料(二人分):
豚肉 250g (バラ肉100g, しゃぶしゃぶ用150g)
キムチ 200g
白菜 1/4カット
ネギ 1 or 2 本
きのこ: エノキ、シメジ
豆腐: 1/2 or 1 丁
春菊 1/2束

水 700ml
酒 1/2カップ
鶏ガラ顆粒 大さじ 1
ゴマ油 大さじ 4
味噌 大さじ 2

作り方:
(1) 土鍋にゴマ油を入れ、バラ肉を炒める。油を出したら肉は取り除く
(2) キムチを土鍋で炒める。
(3) 水、酒、鶏ガラを土鍋に入れてひと煮立ち
(4) 白菜の芯、ネギを投入。遅れてハクサイの葉っぱ投入
(5) しんなりしてきたら味噌投入
(6) 残りの具材を投入。バラ肉を戻し、しゃぶしゃぶ肉を入れる。
(7) 煮立ったらできあがり

キムチで味が決まるので、お好みのキムチを選んでください。

あまり油っぽくならないようにしゃぶしゃぶ肉も混ぜましたが、
豚の脂が好きな方は全部バラ肉でもいいかと思います。

DSC00290

締めは今回は「半生うどん」にしました。ちょっと固めでモチモチ食感を楽しみました。

日本一鍋は、素材の良さを引き立てたいので、キムチ鍋のような味が濃いものは避けていたのですが、
オリジナルレシピでいけば、素材を引き立てる工夫もできそうです。

羊羹消費量日本一が佐賀市であること

ひょんなことから羊羹(ようかん)消費量日本一が佐賀市であることを知りました。

統計局の家計調査(二人以上の世帯)都道府県庁所在市及び政令指定都市別ランキング(平成21~23年平均)を眺めていて見つけました。このランキングは餃子日本一が宇都宮市だとか浜松市だとかのよりどころになるデータです。

生産量が日本一でも、消費量が日本一になるとは限らないのが、また興味深いです。地元で作ったモノが地元で愛されなければ、作ったからってそこで消費されることにはなりません。もしくは、生産量の大きさに比べて地元の商圏が狭ければ消費は自ずと外部になります。

さて、羊羹と佐賀市の話に戻ります。

調べてみると、小城市(おぎし)の小城羊羹という名産品があることがわかりました。小城市内には20軒以上の羊羹屋さんが集中する地域があるそうです。これだけのお店が同時に成り立っているということですから、地元でも愛されている様子ですね。

そんな羊羹屋さんにホームページがあります。村岡総本舗さんの羊羹資料館のホームページは羊羹の歴史なども詳しく素敵です。中国の羊料理が羊羹の由来と関係しているとか興味深いです。そのホームページに工場長さんの言葉があります。

「消費者の嗜好(しこう)は常に高まっている。つくり手も絶えず進歩していかなければ」

モノ作り魂が溢れる言葉です。いいですよねえ。

羊羹って携行食として便利です。私は走ったり、森歩きをします (詳しくはブログ http://ameblo.jp/hide-okamuraにて)。そこに一口サイズの羊羹を持っていくことも多いです。今度のマラソンにも羊羹持っていこうかどうしようか思案中です。

森林鍋(1/19)参加の皆さんもう一つやることあります!

森を歩き、鍋を囲む。そうお伝えしていた森林鍋ですが、もう一つ重要なミッションがありました。

鍋に入れる野菜を裏の畑で収穫するのですが、

収穫するのを一緒にやってください!

DSC00239

写真は本日のハクサイの様子です。

巻いてはいませんが、順調に育っています。

「野菜の収穫」重要なミッションをお伝えするのを忘れていました。

申し訳ありませんでした。

よろしくお願いします。