日本一鍋プロジェクト

日本一鍋は鍋の場のパワーを活用し、技術者、生産者などモノの作り手を支援するプロジェクトです。

鍋実施のレポート

富山鍋@東京・富山まみれ鍋が大盛況!6台同時レタス投入!

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富山鍋@東京!すごい鍋でした。

富山鍋@東京の特設ページでご案内した富山鍋@東京を7月6日に実施しました。

食材、鍋、ぐい飲み、水までも富山産!富山まみれ!

参加人数も40人に迫り、富山から駆けつけてきた方も10人近くいらっしゃいました。ありがとうございました!!

富山来襲!思いのこもった食材や工芸品が続々到着

準備段階からすごかったです。前日から続々と富山から食材、土鍋が到着。一足先に自分の周りが「富山まみれ」になりました。

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6月に富山で会ってきた生産者さんや作家さん。みんなが渾身をこめたモノたちです。作った方の熱い思いを直接聞いているだけあって、これらのモノたちに囲まれるだけで感動します。野菜、ソーセージ、卵もおいしいに決まっています!

完熟トマトと魚介類は新鮮なものをいただくため、当日の朝に届きました。

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魚は富山湾の定置網の漁師さんに獲っていただいたものを直送していただく予定でしたが、富山湾が時化ていて潮が速かったため、網を上げられない状態。魚は上げられませんでした。これが漁業と言うものなんですよね。

代わりに、岩ガキとバイ貝を送ってもらいました!

北島農園の生で食べても甘くてジューシーな完熟トマト。

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6月に北島農園に行った時は、お父さん、お母さん、息子さんが楽しく迎えてくれました。お母さんのパワフルに元気をもらいました。おみやげにキュウリもいただきました。

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思いっ切りスープに使っちゃいます。40人分なので仕込みの量も相当あります。

6台の鍋、2種類の鍋

今回は40人近くいるので鍋を6台使います。味付けも2種類用意しました。これも日本一鍋としてはチャレンジ。

一つはトマト鍋。北島農園の完熟トマトで作ったスープに愛の牛農家村田さんの作るメッツゲライ・イケダのベーコン、ソーセージを入れます。

もう一つは醤油味寄せ鍋。岩ガキ、バイ貝を入れます。そして、富山に行った時に買ってきた富山産の醤油「中六醤油」で味を決めます。甘みのある醤油なので、みりんや砂糖を使わなくてもいい感じに甘みがつきます。これが魚介類に合うんです。

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中六醤油の蔵元に醤油を買いに行く前に市場のそばで朝食をいただいていました。当然そこでも中六醤油を使っていたのですが、そんな話をしていたら、中六醤油の社長さんが自ら醤油を配達に!すごい偶然! 地元の人は「中六醤油以外はあり得ない」感じなんですね。

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お店には小さな180mlボトルも売っていました。どうやら旅行などに行くときに持っていく携帯用らしいです。

そして、富山と言えば昆布を日本で一番消費する場所。昆布の産地ではないですが、北海道から昆布を運んでくる北前船が寄港した地であったので、昆布をたくさん食べる文化が定着したんですね。

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6月には伊藤こんぶ店に行って昆布のレクチャーを受けてきました。そして、今日使った出汁用のおいしい昆布を買ってきました。

両方の鍋にはケンタロウ農園のネギやレタス。レタスをネギのそばに植えておくと虫が付かないんですよね!

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富山に行った時はネギの出荷風景も見学させてもらいました。

他に豆腐も富山産大豆で作ったモノ。シイタケ、エノキダケも富山産!エノキダケは立山の特産です。

土鍋は富山の陶芸作家たつあつこさんのものを4台借りてきました。

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富山でたこさんとお会いした時、まずは3台見せてもらいました。

その時は「もう1台用意できるかも」ということでしたが、本当に4台目も用意してくださいました。

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会場での鍋の仕込み風景です。たこさんの鍋をずらりと並べます。かわいらしい絵柄ですが、使い勝手もとことん考え抜かれた作品たちです。

水も富山のものを送ってもらいました。富山の食材は富山の水で煮るのが一番おいしいのですよね。

6台の鍋で同時に「レタス投入!」

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6台の鍋で一斉に「レタス投入!」 素敵な光景でした。鍋奉行も感激です。

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こちらは寄せ鍋にレタスが投入された様子。オレンジ色のナルトのようなものは「赤巻」といって富山のかまぼこ。富山から来てくれたとやまマリアージュのメンバーが東京に向かう途中で、お土産屋さんのおばちゃんからいただいたというものです。おばちゃん、ありがとう!

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そして、「乾杯!」

富山からの生産者さんたちとの交流

富山からぐい飲み作ってくれた高田さん、漁師の門島さんも駆けつけてくれました。

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右手前の白い服の方が高田さん。

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門島さんです。6月午前5:30に富山の四方漁港でお話を聞いた時の写真。トビウオ持ってます。

参加者が富山まみれ!思い思いに富山を語ります!

富山の生産者さん、作家さんたちはスライドを使っての紹介もさせていただきました。参加した皆さんも「へえ~」と興味深そうに聞いてくれたのがうれしかったです。ますます富山の話に花が咲きます。

トマト鍋、寄せ鍋を満喫

トマト鍋、寄せ鍋、両方の鍋を満喫していただきました。

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東京では手に入らない富山の地酒「勝駒」「太刀山」。

これを高田さんの作ったぐい飲みでいただくと味がまろやかにおいしく!

締めの雑炊は、富山の山の中にある最先端な循環農業を実践している農園・土遊野の橋本めぐみさんが送ってくれた玄米と卵を使った雑炊。トマト鍋はトロトロオムライスのトロトロ三昧の味。寄せ鍋はほっとする和風魚介の味になります。また、卵かけご飯でもご飯と卵を楽しんでもらいました。

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ノ ンストップで締めの雑炊まで作り終え、ちょっと一息ついたところで写真を撮ってもらいました!

鍋をきっかけにいろんな人のつながりができている様子が素敵です。

参加者の皆さん、とても楽しんでくれました! 鍋がおいしいの声も、鍋を囲むっていいですねって声も聞けて、本当によかったです!!

新聞にも紹介!

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翌日の北日本新聞の朝刊に富山鍋@東京のことが取り上げられました。ありがたいことです。私たちの活動が広く知ってもらえてとてもうれしいです。

この日で関東地方は平年より2週間早く梅雨明けしました。鍋と富山を語る皆さんの熱気の中での鍋、素敵な出会い、素敵な話を満喫してくれたようすを見ながら、やってよかったなあと思いました。

鍋を食べるヒマもなく献身的に動いてくれたスタッフのみんな、暑い中足を運んでくれた参加者の皆様、本当にありがとうございました!!

次の日本一鍋プロジェクトのイベントは、8/7(水)にある「真夏の茶鍋」です。暑い夏に負けないため、旬の夏野菜とお茶パワーによる栄養満点のヘルシー鍋を楽しみましょう!!

新緑の森林鍋(2013/5/11)レポート「一期一会の鍋!野菜、人との思わぬ出会い!」

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2013/5/11(土)に「新緑の森林鍋」を開催しました。

森林セラピストでもある鍋奉行 岡村英明によるとっておきの企画、森歩きと日本一鍋を合体させた集いです。

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この季節だからこそ、人と人とが出会い、食材と人が出会い、「一期一会」を感じた日でした。

森林セラピスト仲間の「森の演出家」土屋一昭さんとのコラボです。
土屋さんの自宅でもある古民家で鍋をしました。

森のガイドは岡村と土屋さんのダブルで! ちょっと豪華ですね~!

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新緑の森歩き、緑と水との出会いでリフレッシュ

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緑いっぱい!この季節ならではのホウの花も大きい葉っぱに、大きい花をつけて、甘い香りを漂わせています。

ちょっと小雨もぱらつく天気でしたが、訪れる人も少なくて、しっとりとした新緑をゆっくり楽しめました。

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大イチョウ。大きな木って優しいです。なんでも受け止めてくれるような。

抱きつくと何とも言えずホッとします。

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水のそばには野生のクレソン。ちょっといただいてみると、地味深い香りが口の中にフワッと。

これはちょっとだけいただいて、後で鍋にも入れました。

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森の中で深呼吸。スギやヒノキをはじめとした木々から出る香り成分、フィトンチッドを思いっ切り取り込んで、体の中のいらないものを思いっ切り吐き出します。すると、感覚がさらに研ぎ澄まされて、これまでよりも、川のせせらぎ、小鳥のさえずり多くのものが耳に入ってきます。

川原でのんびり。

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横になったり、川面をみつめたり、童心に帰って石を投げてみたり、思い思いの時間。

川っていいなあ。

裏の畑で収穫!食べる分をいただきます!「採ったどー!」

鍋に入れる食材を土屋さんの古民家の裏の畑から収穫です。

実はキャベツとニンジンはシカとイノシシに食べられちゃいました …
自然な栽培で農薬なしなので、動物にとってもおいしい野菜なんです。

でも、他にも鍋に入れられそうなものが一杯ありますよ~!

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アブラカ科のカキ菜、リーフレタスをとりまくります。

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タケノコ発見!掘るのは結構重労働。自分で掘れた!「やった!採ったどー!」

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「よーし!!」

たくさん採れました!これはおいしい鍋ができそうですよ~!

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囲炉裏端で鍋を囲む!こんな味になるんだあ!

さあ、鍋ですよ。囲炉裏端の鍋。日本の鍋文化の原点の形です。

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囲んでいると自然と笑顔になります。

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「レタス投入!!」

自分たちで採ったレタスへ愛を込めて投入します。
新鮮でパリパリ!鍋からはみ出しちゃいました。

モリモリいただきます!

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「おいしー!」

「野菜の味が濃い!」

この日に採れたものを入れてみます。どういう味になるかはわからないのですが、そこは鍋のいいところ!
野菜たちがお互いを引き立てあっておいしくなるんです!

地元特産の豚肉「東京X」も投入しました。甘くて味わい深くてこれもうまい!

鍋を囲んで、仲良くなったり、熱く語ったり!

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ところで、みんながかぶりものをしているのにお気付きだと思います。

これってお茶らけているだけではなくて「着ぐるみセラピー」実践しているんです。

着ぐるみを来て、自分以外のものになることによって、話しにくいことを話せたり、自分の内面を見つめられたりするんです。参加者の村岡さん(あぼちゃん)が着ぐるみセラピーを実践しているので、今回はかぶりものをいろいろ持ってきてくれました。みんな無邪気に楽しそうです!

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一方で、熱い語りもありました。

森の有効活用、予防医学、地域活性化、自然との調和などなど。

今後のコラボレーションのアイデアもいろいろと出てきました!

「アイデア鍋」ですね!

リラックスした中、自由に自分の思いを語る!いいですねえ!!

参加者の声: 昔を思い出したり、感覚が鋭敏になったり、鍋の懐の深さに気付いたり

参加してくれた皆さんの感想です。

「単に鍋を食べるだけでなくて、森を歩いて、花や鳥の声を「意識する」ことでリアルに実感できました。田舎の実家でおばあちゃんが草を摘んできて『これ食べられるよ』とか言われたことを思い出しました。今回の自分で収穫して食べるということ『あ!これやったことある』という懐かしい思いも感じられました。」

「自然の力のすばらしさをあらためて実感しました!川の石をポンポンと渡っていくことが好き!『子供の頃、やってたなあ』と記憶が蘇ってきました。自然とのかかわり合いがとっても楽しい!野菜を採るのが楽しかったです。『採ったぞー』という達成感がよかったです。」

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「森歩いたり、川原で座ったり、ゆっくりモノを考えることができたのがよかったです。鍋って何を入れてもおいしくなるんだなあと思いました。畑で採れたものを何でも入れてしまおう!そんな風にやってもおいしい!鍋の懐の深さを再発見。」

「水の音ってすごくいい!石投げって昔にやってきたことあるなあと思い出しました。レタスってあんな風に畑でちぎったの初めてでした。ちぎってそれを食べるって、鍋に合うって感じがしました。」

「つり橋を渡って林に入ってそこで話を聞いたり、深呼吸をしたりすると、今までと違う感覚が出てきました。川の音が新鮮に自分の中に入っていく感じでした。」

「タケノコおいしい!鮮度が違う!」

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「東京にも自然が一杯ある!昔、この辺に来たことがあることを思い出しました。身近にも自然があるんですねえ。タケノコ堀りも昔やったことがあるなあと思いました。『川が流れている』この光景が良くて、何か楽しい!ワクワクしました。」

一期一会の鍋

今回は人と人の出会いもいろいろありました。

ある女性は兵庫県から夜行バスに乗って参加してくれました。

ある男性二人はなんと愛知県で小学校のクラスメートだったことが判明しました!30年以上ぶりだったそうです。

野菜たちもこの時期だから、たまたま我々が見つけたから、それらが鍋の中で出会うということもありました。

例えば、レモングラスが昔の名残で畑に生えていたのを採って鍋に入れてみたら、ハーブの香りが加わっておいしさが増しました。

土屋さんがとっていたヤマメやニジマスを塩焼きでいただいたあと、その骨や頭を鍋に入れちゃいました。いい出汁が出てさらに味わい深くなりました。

今回しか出会えない人が集まり、今回しか食べられない味を楽しむ!

そんなことを実感できた素敵な鍋になりました。

参加してくれた方、本当にありがとうございました。

土屋さんの古民家での鍋はまたやりますので、まだ未経験の方はぜひ味わってください!

自然との調和、野菜を「いただくということ」、鍋を囲む楽しさ、食べ物からパワーをもらう喜び、思わぬアイデアが出てくる頭もリフレッシュされた感覚、日常生活では決して味わえない体験が待っていますよ!

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6月のゴボウ鍋、7月の富山鍋@東京も楽しみにしていてください。

詳しくは「スケジュール」のページで!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

農業ドリプラ運営鍋!生産者と囲む!あのコンロもデビュー!

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念願かなう!

群馬県昭和村の農家・星野たかちゃんと鍋を囲みました。

昭和村では囲んだことはありましたが、東京で囲んだのは初めてです。

しかも、採れたての野菜を持ってきてくれて、それをすぐに鍋に投入!

一つ夢がかないました!

「日本一鍋」で「日本一」って言っているのは、日本一の思い(= その人ならではの思い)を語る場だからです。

「野菜にかける日本一の思いを語る→おいしく野菜をいただく→その姿が野菜の作り手を元気にする」って循環を 起こす場を作りたい!

そんな妄想場面が現実に。

「レタス投入!」

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レタスへの「思い」を聞き、みんなで「うめぇー!」と言いながら鍋を満喫!

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レタス持っていると「ウヘヘヘ」と笑いが止まらないのでした。

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しかも、この日の鍋はあの「コンロ」がデビュー!

ついに購入したんです!

Iwataniが誇る最高級カセットコンロ「アモルフォ プレミアム」。

美しい銀色の薄型ボディから燃え上がる炎はキャンドルのよう。それは優しくも人々の心を熱く燃え上がらせる!

性能的にも熱効率が高く、立ち消え防止の安全設計!

通常のカセットコンロとは一線を画する着火時の素敵なカチカチ音が心を揺さぶります。

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ところで、今日の鍋は、たかちゃんが実行委員長をやっている「世界農業ドリプラ」の運営チームのアイデア鍋!

世界農業ドリプラ! 農業に関わる人が夢を語るイベント。

別名を「夢の火種プロジェクト」。

日本中にある熱い思い = 「火種」を集めて大きな炎にする!ボオー!

私は世界農業ドリプラの運営をお手伝いもしています。

これから、盛り上げていきますよ!

ぜひ、農業関係者の方、農業ドリプラへの出場をご検討ください!

世界農業ドリプラのホームページはこちらです→

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大磯・花見鍋(4/6)レポート: パワースポット、自然、野菜、魚を満喫!

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2013/4/6(土)は大磯で花見鍋を開催。

今年の関東地方の桜は早かったですね。「花見」という形では楽しめませんでした。

でも、そこは大磯の恵まれた自然。桜に続いて木々には若芽がいっぱい!

当日は「爆弾低気圧」の通過が予想されていたため、大事をとって、鍋はアウトドアではなくて、スタジオ・エピナールの中で行うことにしました。

その代わり、魚の買い出しと、パワースポットとその周辺の林の散策をプランに組み込むことができました。

大磯駅集合、地元の魚屋さんへ

大磯駅集合です。大磯駅は隣の平塚駅と比べるとローカル色が強くて、とても旅情豊かです。大磯から西になると海に加えて山も多くなってきます。

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まずはみんなで地元の魚屋さん「魚金」へ。

ここには毎朝、大磯や小田原に上がった獲れたての魚が並びます!
スーパーだと地元でも地の魚って手に入らないんですよね。

ここにはいかにも新鮮な魚!!みんなのテンションが上がります!

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魚屋のおばちゃんに鍋によさそうな魚を相談。

今回は金目鯛とトウジンにしました。

その場で金目鯛は三枚おろし、トウジンはぶつ切りにしてもらいました。

パワースポットと林を散策、元気チャージ!

海岸線を車で走り「海!」を感じながら、花見会場になるはずだったパワースポットへ。

ここは一年に一度神様が揃う場所です。でも、看板も何もなくて、地元でも知る人ぞ知る場所。

この日も他には誰もいませんでした。

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中里さんからこの場所のあらましを聞きながら、この場所のパワーを感じます。

自然に囲まれた小高い丘。すっと涼しげな風が頬を撫でます。気持ちいい!

そして、そこからちょっと林の中を歩き、その丘の頂上を目指しました。

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鍋奉行の岡村は森林セラピストでもあるんです。即興で森のガイド!

本格的に森歩きをしたい方は、森林鍋へどうぞ!
新緑の森林鍋: 新緑の森歩きと採れたて野菜でヘルシー鍋

森の香りを感じながら、歩いていくと、木々にはたくさんの若芽!春を感じます!

本当に静かで、心が洗われます。

気持ちよい自然でリラックスしてちょっと体を動かすといい具合にお腹が空いてきました。

野菜、魚満載の鍋!

スタジオ・エピナールに移動!

中里さんの家のヤギと対面。とても人懐っこい!

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さあ、いよいよ鍋です!

フタをとります!!

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「おー!」という声が自然と上がりました。

野菜としては、春キャベツ、タマネギ、モヤシ、レンコン、サトイモ、ヤーコン。

ダシは昆布とかつおだしでしょうゆ系の寄せ鍋つゆ。

うまそう!!

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キャベツ投入!!!

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春キャベツのやわらかさを手で感じてもらいましたよ!

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モリモリといただきます。

春キャベツが甘い!お魚はプリプリ!

レンコンやヤーコンがシャキシャキ!

みんなのうれしそうな顔が最高!!

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互いには初めて顔を合わせる人たちばかりでしたが、楽しく馴染みました!

中里さんの大磯との出会いや、エピナールに込めた思いを聞きながら、鍋の場を楽しみました。

締めは「汁かけご飯」。おいしい富山のお米を炊いたので雑炊にするよりも、ご飯に残っただし汁を掛けるのがいいと思って、そうしてもらいました。魚や野菜のエキスたっぷりでとってもおいしい!みんなペロリといただいていました。

その後、お茶をしながら、鍋談義、大磯談義。

大磯でいろいろ始まる予感

夢をかなえるために人が集まる場所、スタジオ・エピナール。

中里さんが数年かけて手作りで作ってきました。

そこでの鍋、いろいろな始まりを感じさせます。

参加していただいた方、ありがとうございました!!

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そういえば、今回の参加者は全員男性でした。不思議です。

「おいしかった」

「楽しかった」

「鍋でシャキシャキした感じが新鮮でした」

「元気になりました」

「大磯は奥が深いですね」

大磯での鍋を満喫していただけました!

みなさま、大磯まで足を運んでくださり、ありがとうございました!

蛇足ですが、私が大磯から東京に向かったのが夜8時過ぎになったので、爆弾低気圧の雨をまともに受けました。洗車機に入っている状態で高速道路を走ってきました。

去年の9月に水戸で鍋をやった時に、台風の直撃を受けたのを思い出しました。あの時も帰りはすごい風でなかなか大変でした。でも、そこではハーブ鍋が開発されたり、素敵な出会いがあったりしました。

今回の大磯・花見鍋でも次に向けて素敵な体験ができました!

ハーブ鍋(3/20)開催!「頭がすっきりしました」の声も!

3/20(水祝)にハーブ鍋を開催しました。

参加していただいた方、楽しい時間を一緒に作ってくださり、ありがとうございました!

当日の朝、群馬県・昭和村の熱い農家さん、星野たかちゃんからキャベツとブロッコリーが届きました。

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キャベツもブロッコリーが立派なこと! 特にブロッコリーは私の顔よりも大きなくらい。

ブロッコリーの免疫力アップする力を最大限に取り込んでもらおうと、ブロッコリーを細かく刻んで出汁のベースの一つにすることにしました。

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看板も用意しました。ハーブセラピストのぬまっち(沼田聡)はデザイナーでもあるので、絵も入れて素敵になりました。

ぬまっちがハーブを用意します。

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食前・食中酒には栃木県の小林酒造「鳳凰美田 熟成秘蔵梅酒」を用意しました。

北関東、栃木県小山、日光連山の豊富な伏流水に恵まれた美田(みた)村。水田の広がるそこに、鳳凰美田の蔵「小林酒造」はあります。梅酒だけでなく、強烈な個性をもち日本酒通の心をとらえている鳳凰美田の蔵本小林酒造。しかし、かつては、廃業寸前の蔵でした。

生き残りをかけた改新で、現在の強烈な個性を持つ蔵へと変貌をとげ、日本酒通をうならせてきました。飲んだその口は、なにより、手作りのようなとろみ、まろやかでいながらさっぱりとあける口あたり。とってもふくよかな梅の香りを届けてくれます。

使っている梅は、栃木県産高級梅「宮ノ梅」漬け込んでいる日本酒は、鳳凰美田の吟醸酒で漬け込んでいます。10月に新酒をだすと11月にはもうなくなってしまいます。

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そして、各自の好みや「五感」を使って、ハーブのブレンドをします。フィーリングで香りを感じピンときたのをいただくと、その人が一番必要なハーブが選べるんです。疲労回復、自律神経の回復、胃腸の調整など、決まってきます。

さあ、ハーブ鍋の入場です。

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スープが緑っぽくなっているのは、細かく刻んだブロッコリーが入っているからです。ブロッコリーはスープからも、具としてもいただけます。

ブロッコリーの持つ免疫力向上作用。3、3′-ジインドリルメタン ( DIM ) は、いくつかのガンで抗ガン作用が示唆されています。免疫力を上げることは、PM2.5などに対抗するのにも有効だと考えられます。

不思議なことにこの有効成分DIMは、口で噛み砕いた時のみ摂取されます。成分を注射するのでは効かないそうです。

ちなみにDIMはキャベツにも含まれます。

「キャベツ投入!」をみんなで行い、鍋をいただき始めました。

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星野たかちゃんのキャベツ。今年は寒い日が続いてなかなか育たなかったのですが、なんとかそれを乗り越えて立派になったとのことです。そんなたかちゃんの努力も合わせていただきます!

ブロッコリーや隠し味のタマネギなどが地味深さと甘みを加えます。スープだけでも味わい深い!

ハーブも免疫力アップを意識したものをスープと一緒に入れました。

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さらに、ハーブソルトが用意されました。これをかけると味にアクセントが付くのはもちろん、疲労回復や美肌効果を加えます。

ハーブ鍋は、食前酒にハーブ、鍋にハーブ、さらにお好みでハーブソルト、そして、食後にハーブティーと各自の症状と、鍋の進行に合わせたハーブが処方されます。食後は消化吸収を助けるハーブが使われました。

野菜中心なので、とてもヘルシーな鍋です。どんどん野菜が摂取できます。

「なんかたくさん食べられますね!」

女性たちも箸を止めることなく食べ続けてくれました。

食べ過ぎても体重が増えないように、野菜だけで最初はいただき、その後、タンパク質系 (お肉)をいただきました。豚肉のビタミンB2を吸収しやすいようにハーブが調合されてます。

そして、締めはラーメン!

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野菜を始めとしたエキスたっぷりのスープで、手前味噌ですが、本当においしい! みなさん、ペロリとこちらもいただいていました。

食後の皆さんの感想。「おいしい!」はもちろん、

「頭がすっきりしました!」

「手がポカポカします!」

「全身に効いている気がします!」

といった声が聞けました。

年度末の仕事で疲れが溜まっていらっしゃる方も、すごい笑顔になっていて、うれしかったです!

「楽しかった!」

「初めて会ったのに鍋があると自然と話せますね!」

といった鍋を囲む楽しさも味わっていただきました。いろんな出会いもありました!

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皆さんに楽しんでいただき、体調アップで元気になっていただき、本当によかったです!

また、皆さん、参加してください!

日本一鍋、ハーブ鍋を未体験の方も、ぜひ一緒に鍋を囲みましょう。

今後の鍋の予定は「スケジュール」からご覧ください。

ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

「京野菜の京都鍋」開催!大盛況!聖護院大根がジュワ!

3/9-11は京都に行きました。

目的は「京都ドリプラ」の支援会で「日本一鍋プロジェクト」のプレゼンをすること、

そして、京都ドリプラのプレゼンター(発表者)やスタッフさんを元気づけるために、

「京都鍋」を実施することでした。

京都は「京野菜」と呼ばれるブランドの特徴的な野菜があります。

採りたての新鮮京野菜を地元農家さんから取り寄せて、これを鍋で食べます!

今回は30人と大人数です。使う野菜を並べてみましたが、八百屋さんみたいな壮観な眺め。

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丸い大根、聖護院大根!

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今回はこれを主役にしました。煮物にすると味が良く染みて柔らかく甘くなるので、今回は鍋の出汁を前の晩から染み込ませておきました。

鮮やかな赤の金時人参!

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火を通すとさらに鮮やかな赤になります。生でポリポリ食べたら甘い!鍋に入れるのがもったいないくらいです。

ショウガです。たくさん使うので大きいままでやってきました!

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今回は準備を多くのスタッフが手伝ってくれました。たくさんの野菜を手早く切っていきました。

そして、これらをグツグツ煮込みます!

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野菜の甘みがじんわりと全体に広がり、とても味わい深いです。聖護院大根もよく味が染みてジュワ!

菜っ葉もアスパラ菜、ワサビ菜、ルッコラと農家さんで採れたてのものを入れました。すごく元気な野菜たち、ピンピンしていました!

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聖護院大根は期待通りにいろんな味を染み込ませてとってもおいしい!もともとあった甘みもさらに引き出されています。

皆さん、プレゼンを聞いていただいているので、日本一鍋が目指すものは共有できていました。鍋の場のすばらしさを体感していただけました。

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京都の地元の方が多かったのですが、京野菜をあまり口にしない人もいて、喜んでもらえました。

京都の方は地元愛を持っていらっしゃる人が多い印象でした。京野菜のすばらしさをみんなで共有し、さらに京都のすばらしさを感じていただけたのかなと思います。

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会場を提供していただいた中川さん、鍋とコンロをいろんなところから集めて、準備を手伝ってくれたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました!

また、ぜひ京野菜の鍋、やりましょう!

 

ハーブ鍋(2013/2/10)は大反響

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先日 (2/10)に「愛のハーブ鍋で超絶元気アップ!」を開催しました。

「食べて、飲んで、話しているだけで元気になる」ハーブ鍋。

群馬県昭和村の星野たかちゃんから、採れたてキャベツが当日の朝届きました。

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キャベツは免疫力を上げる野菜として知られていて、その効果は数ある野菜の中でも最上位です。

ですから、ハーブ鍋に使う野菜としてとてもよいのです。

星野たかちゃんは旬にしか野菜を作らないので、キャベツ自体がとてもおいしい!

みんなで「キャベツ投入!」をして、キャベツへの愛を示して、鍋を開始しました。

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たくさんの人が来てくれたので、鍋は3つ用意しました。

ハーブセラピストの沼田君 (ぬまっち)とアイデアを出して、鍋の味のベースは一つにするけど、鍋に入れるハーブのブレンドを変えて、「疲労回復ハーブ鍋」「美容健康ハーブ鍋」にしました。

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もちろん、予告通りに、ハーブ酒、ハーブティーも召し上がっていただきました!

私個人としては、ちょっと気合を入れ過ぎて、おでこをカウンターの角にぶつけてしまい、血が流れるというアクシデントがあり、絆創膏をおでこに貼ることになってしまいました。皆様、ご心配をおかけして、申し訳ありませんでした。傷は大事には至らず、だいぶ治りました!

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当日も皆さんのすばらしい笑顔で、「やってよかったなあ!」と思いました。

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さらに後日、多くのメッセージをいただきました。

「効果を感じる」「また来たい」「鍋の可能性を感じた」といったうれしいお言葉の数々。

その中から、いくつか紹介させていただきます。


「鍋の種類×ハーブの種類という無数の組み合わせと、囲む人の雰囲気や個々人の体調にさえ応じてブレンドできるというというところに無限の可能性を感じます。またフェンネルのお蔭か、今朝は胃の痛みもなくなりました。」

「無条件に美味かった。とにかく美味かった。朝からハーブの効果を実感中」

「おいしいハーブ鍋と素敵な時間をありがとうございました。また参加させていただきます!」

「今回はハーブとのコラボ。どんなお味になるのか楽しみでしたが、鍋が和を通り越して、新しい境地を開いていてビックリ!!鍋って、本当に色んな可能性を秘めているのだなぁ~」


私自身、ぬまっちと話している間に、「これはみんな喜んでもらえる!」と思ってはいましたが、実際に参加していただいた方の声を聞くと、思った以上に効果と喜びの声があるのに、感動しています。

大反響のハーブ鍋。

次回の開催も決定しました!3/20(水祝)の予定です!

いくつかの改良を含めたバージョンでお届けします。

近日中に募集を開始します。

あと、4/6(土)には神奈川県・大磯にて、「花見鍋」を開催します。

桜を見ながら、パワースポットで元気になる鍋です。

日本一鍋の体験がまだの方もお誘いの上、ご参加ください!

この他にもオーダーメードの鍋の開催をいたします。

ハーブ鍋を始めとして、アイデアを出し合うアイデア鍋、チームの絆を強めるチームワーク鍋、仕事や勉強のモチベーションを高めるモチベーション鍋、鍋のパワーを生かした場を提供します!

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森林鍋 (1/19)「すっごい楽しめました!」の声

1/19(日)は奥多摩・御嶽エリアで「森林鍋」を行いました。

参加していただいた方から、

「すっごく楽しめました!」
「本当に楽しかったです!」

という声をいただいています。

私自身もとても楽しかったです。ありがとうございました!

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この日は雲一つない青空が広がりました。気温も上がって過ごしやすいです。

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御岳渓谷の遊歩道を森歩き。

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樹木を観察したり、川原近くの食べられる草を見つけました。
セリ、クレソンなどがありました。

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森の中で深呼吸。木の出す香り成分「フィトンチッド」やマイナスイオンを体いっぱいに吸い込み、五感を研ぎ澄ませていきます。

森から、古民家に移動して、裏の畑で鍋に入れる野菜を収穫。

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白菜、ネギ、しゃくし菜を収穫。

しゃくし菜は秩父の特産野菜。主に漬物向けに栽培されています。
奥多摩は秩父と文化圏が同じで、育てるのに適した気候です。
鍋に入れてもクセがなく柔らかくおいしくいただけます。

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囲炉裏端で炭火に鍋をかけます。期待が膨らむ瞬間です!

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収穫した野菜と、東京特産の豚肉「東京X」を使った鍋。
奥多摩の特産きのこ、あわび茸も入れました。

味付けは昆布ベースのだし汁に鶏がらスープを入れました。
いい感じで今回もできました。

囲炉裏端で囲む鍋。鍋を中心にみんなで身を寄せている感じ。
とても落ち着きます。

途中から、古民家の主、土屋君の自家製味噌を入れて、味噌味に。

味噌の優しい味で、ちょっと違った味を楽しみます。

その延長線上で、今日の締めはラーメンを入れて「味噌ラーメン」。
野菜と東京Xのエキス満載の、味わい深い味噌ラーメンになりました。

「もう食えん」と言っていた人も一口すすると「うまい!」という声が!

大満足の後は、こたつに移って、森林セラピー談義。
いろんな話題で、まったりと、楽しく話が弾みました。

どの参加者もリラックスして、楽しんでいただけた様子。

古民家という空間の鍋。日本人である喜びを実感。

自分で採った新鮮野菜を入れると、野菜への想いが増し、鍋の味わいも深くなります。

とても好評だったので、また季節を変えて森林鍋をやりたいと思います。

 

市販鍋スープ使わず豚キムチ鍋

豚キムチ鍋が好きです。

これまでは市販の「キムチ鍋の素」「キムチ鍋スープ」でやっていたのですが、
そういったものを使わないで作ってみました。

結果、とてもおいしくできました!
いい感じでコクも出ました。

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味や量の微調整をしたり、後からスープを追加もできていい感じです。

市販のものは魚介ベースのものが多いですが、
今日は鶏ガラベースでやったので、また違った味わいでした。

ネット上にあるいくつかレシピを参考にさせていただき、
手に入った素材に合わせて分量や味付けを自分なりにアレンジしました。

材料(二人分):
豚肉 250g (バラ肉100g, しゃぶしゃぶ用150g)
キムチ 200g
白菜 1/4カット
ネギ 1 or 2 本
きのこ: エノキ、シメジ
豆腐: 1/2 or 1 丁
春菊 1/2束

水 700ml
酒 1/2カップ
鶏ガラ顆粒 大さじ 1
ゴマ油 大さじ 4
味噌 大さじ 2

作り方:
(1) 土鍋にゴマ油を入れ、バラ肉を炒める。油を出したら肉は取り除く
(2) キムチを土鍋で炒める。
(3) 水、酒、鶏ガラを土鍋に入れてひと煮立ち
(4) 白菜の芯、ネギを投入。遅れてハクサイの葉っぱ投入
(5) しんなりしてきたら味噌投入
(6) 残りの具材を投入。バラ肉を戻し、しゃぶしゃぶ肉を入れる。
(7) 煮立ったらできあがり

キムチで味が決まるので、お好みのキムチを選んでください。

あまり油っぽくならないようにしゃぶしゃぶ肉も混ぜましたが、
豚の脂が好きな方は全部バラ肉でもいいかと思います。

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締めは今回は「半生うどん」にしました。ちょっと固めでモチモチ食感を楽しみました。

日本一鍋は、素材の良さを引き立てたいので、キムチ鍋のような味が濃いものは避けていたのですが、
オリジナルレシピでいけば、素材を引き立てる工夫もできそうです。

1/7日本一鍋説明会実施、次回は1/15

2013年最初の日本一鍋説明会を開催しました。参加していただいた方、ありがとうございました。
鍋でどのようなモノ作り支援をするかを説明させてもらいました。
モノ作りをしている方に共感してもらえてうれしかったです。

鍋は「鶏塩しょうが鍋のしょうが多め」にしました。今日も結構冷え込んだので、しょうがが効いている鍋はとても評判がよかったです。締めのラーメンまでおいしく食べていただきました。

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日本一鍋説明会、少人数でも開催します!

次回は1/15(火)です。

モノ作りに興味のある方はもちろん、鍋に興味のある方は歓迎です!